「北海道テックコミュニティ特集」。第3弾は、札幌南高校の非公式研究会、札幌南高校プログラミング研究会(以下、プロ研)に取材をしてきました。プログラミングを始めたばかりの高校生、学ぶ場も少ない中


今回は、プロ研からタコヤロウさん、 Qeranさんの2人の学生にお越しいただき話を聞きました。個人のプロフィールは記事の最後に載せています!

プロ研は、札幌南高校の非公式研究会で、約5年前に開かれた研究会。現在、タコヤロウさんは4代目会長です。研究会には1年生から3年生まで約20名が参加しており、月・水・金の放課後に集まってもくもく会を開いてプログラミングをしています。活動自体は参加自由のゆるい活動で、個々人のやりたい勉強やプログラミングをしているそうです。普段触れている技術はJavaやUnityに加え、AtCoderといったプログラミングコンテストへの出場など様々。教えられることがお互いに教え合おうという精神のもと活動しているそうです。

プログラミングを始めたての高校生ならではの悩み

高校生になるとできることが、中学生に比べると一気に増えると同時に、学業にかかる時間も増えていきます。そんな中、プログラミングを始めたばかりの高校生ならではの悩みを抱えていることをプロ研のお二人から伺いました。

普段の活動は、もくもく会が基本で勉強会やLT会の開催は難しいとのことです。その理由は学業の忙しだけじゃないとのこと。

「学業の忙しさもそうですが、それ以上に発表できることが少なかったり、スキルが問題になるかどうかは別としてスキルがまだ発表できる段階まで至ってないこともあります。やりたがる人の把握ができていないところもあります。」(タコヤロウ)

個々人のスキルにプロ研内で大きなばらつきはないものの、活動の積極性はもっとあげたいと思っているとのこと。

「プロ研の参加メンバーに対して、アクティブな人の数が少ないので、そこを増やしていきたいです。20人近く、参加しているプロ研ですが、実際に積極的に参加してくれているのは6、7人程度とのことです。」(タコヤロウ)

今後の活動への思い

アクティブ数についての悩みや、始めてすぐのスキル不足など悩みがあるようですが、プロ研として今後どういった活動をしていきたいか伺ってみました。

「コミュニティ内でのイベントやLT会をやれたらなとは思っています。」(タコヤロウ)

「プロ研初代会長の方とかは、レベルが高く、今もレベルの高い人はいるんですが、プログラミングがレベルの高いところでできる人が増えていってほしいです。」(Qeran)

学校の外との関わり

レベルの高い人との関わりとして校外との関わりについて伺ってみましたが、外との関わりはないそうです。他校との交流は一度試みたことがあったそうですが、お互い連絡をうまくとることができず断念したそうです。


これからのプログラミングとの関わり

お二人に今後のプログラミングとの関わりとして、エンジニアとして仕事をしたいのか、趣味として継続していきたいか、どういった将来像を描いているのかお話を伺ってきました。

「どちらかはまだ決めきれてないですが、どちらにしても今なるべく技術を高めていきたいなと思っています。ただ、今はどちらかというと仕事でプログラミングをしていきたいと考えています。」(タコヤロウ)

さらにタコヤロウさんには、将来仕事でプログラミングをするためには、どんなスキルが必要と考えているかも聞いてみました。

「今参加している別のコミュニティでReact Nativeに触れているのですが、そういうJavaSciprtに関わらずWebアプリの開発ができるようになればいいなと考えています。」(タコヤロウ)

Qeranくんにも同様にプログラミングとどういうふうに関わっていきたいかを聞いてみました。

「僕は趣味としてやっていきたい思いが強いです。ただ仕事とかで単純な反復処理などをプログラミングを使って解決して便利に仕事に取り組んだりしたいなと思っています。大変そうなイメージが強いので、エンジニアに本業でなるとは考えていないです。」(Qeran)

Qeranさんにとって忙しいイメージの強いエンジニア、実際の働く環境が知れたり、どんなキャリアを辿ってエンジニアになっていったかを知ることができればいいなとも思っているそうです。イメージが変わればエンジニアを目指すかもしれないですね。


普段のプログラミングとの関わり

お二人に普段プログラミングにどれくらい触れているか聞いたところ多い時で週5時間程度とのこと。やる気もそうですが、高校生ならではでどうしても時間をとることが出来ないとのこと。ただどちらもプログラミングをやりたい思いは強いようです。

「もっとやりたいですね。興味ある技術がたくさんあるので、時間がいくらでもあるなら24時間以上学び続けたいですね笑 プログラミングの時にどうしても勉強のことが頭によぎったりしちゃうので。」(Qeran)

時間があればどんどんやっていきたいお二人ですが、どんな時に1番やる気が出るのか聞いてみました。

「僕だったらハッカソンみたいなイベントに参加している時が1番やる気が出ます。やることや目標があるとモチベpションは爆上がりです笑」(タコヤロウ)

「ふとしたときに本棚に目を向けたときに、積読があるとどうしても解消してやりたいな〜と思っています。」(Qeran)

積読とは?

本を購入し、「いつか読もう」と思ってはいるものの、まだ読まずに放置してある(積んである)状態、あるいはその本を意味する語。「積んどく(積んでおく)」に掛けた表現である。

Weblio辞書「積読(つんどく)」

最後に

取材の最後として、お二人に北海道・札幌のテック界隈がどんなふうに盛り上がってほしいか聞いてみました。

「僕がふわっと思っているのは、高校生に限らず学生同士でIT的な交流ができる場があればいいなと思っています。」(タコヤロウ)

「僕としては、いろいろな人が話すそれぞれの専門領域についてアツい話を聞いてみたいです。あとは札幌の街からRedCoderが生まれればいいなと思っています。」(Qeran)

RedCoderとは?

プログラミングコンテスト、AtCoderでのレーティングの色分けで1番レベルの高い赤色の参加者。

お二人、取材を受けていただきありがとうございました!高校生ならではの悩みも多いことながら貪欲に学ぶ姿勢があり、未完Projectとしては共同でいろいろ頑張っていきたい!という話になりました。
改めて、お二人ありがとうございました!


プロフィール

今回取材に協力していただいた、お二方のプロフィールです。普段からどういった開発をしているか、どういったソフトやアプリなどを作っているかうかがいました!

タコヤロウ

札幌南高校2年生 / 南高校プログラミング研究会 代表

Twitter: https://twitter.com/takoyarou_VRC

普段は、UnityをメインでたまにAtCoderをやったりしています。Unityでゲームを作ったり、学校祭などで作ったゲームの展示などもしています。


Qeran

札幌南高校2年生

Twitter: https://twitter.com/Qeran_pro

普段は、AtCoderがメインでプログラミングしています。趣味としてプログラミングをしているのが楽しいです。できる時間があればいろいろな技術に触れてみたいです。